なぜ必要なの? 犬・猫の避妊

犬・猫は飼い主の意志に関わらず必ず発情期を迎え、子供を作ります。
私達人間は自分の意志で避妊したり、性行為をコントロールしますが
動物はそうはいきません。
というのも、動物は純粋に、子孫繁栄のためだけに交尾するからです。
ここの所を、人間と一緒にしてはいけないのです。
避妊という概念は動物にはありません。
避妊・去勢しないまま飼っていると、定期的に発情を迎え、
オスの場合はスプレー(強烈な匂いの液をあちらこちらにかけてメスにアピールする行為)、
メスの場合は大きな声で一晩中鳴き明かします
これらは、大変近所迷惑になり、
まっ先に苦情の原因になります。
さらに、動物嫌いな人を増やす事にも繋がっているのです。
発情期の動物はとても興奮状態にあり、外に抜け出すチャンスを常にうかがっています。
うっかり外に出てしまうと、メスはほぼ100%妊娠して帰ってきます。
帰ってくるならまだいい方で、帰ってこない場合は、
生きている限り無限に外で子供を作り続けます
ならばオスはいいのかというと、とんでもありません。
外のメスを妊娠させたり、避妊を行っていない家庭のメスを誘い、
妊娠させたりする事も十分あり得ます。
結果不幸な動物が増える事になります。
ペットを飼っているお宅から、野良犬・野良猫が出るという事ほど
理不尽で悲しい事はありません。
捨てられた犬・猫は、捨てられる為に生まれてきたわけではありません
私達と等しく生きる権利を持っているはずです。
しかし現実は厳しく、それらの動物達はそのほとんどが死に向かう運命です。
保護活動をされている方々の事を考えてみて下さい。
好きでされていると思いますか? 
警察が世の中に必要ないくらい平和だといいと思う人がいるように
捨てられる動物、外で増え続ける動物がなくなれば、
保護活動をする必要もありません。
保健所の方も、それを強く願っています。
人間と動物が共生を目指すには
人間が動物の数を調整していかなければならないでしょう。
調整の方法の一つが、避妊・去勢にあたります。
むやみに生ませて、多いから、邪魔だから、迷惑だから
殺すのが調整というのとは全然違います。
捨てる事が虐待に繋がる事も忘れないで下さい。
全て自分に置き換えて考えてみると、どんなに辛いか
容易に想像できると思います。

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